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経営情報

1.エレクトロニクス業界の業況に関するリスク

當社グループは、カーエレクトロニクス、スマートフォン等情報機器端末、産業機器、醫療機器など、様々なエレクトロニクス製品分野を対象に、國內及び海外において電子材料?電子部品、設備等を販売及び加工?組立することに加え、設計及び製造受託することを主たる業務としております。このため當社グループの業績は、エレクトロニクス業界全體の業況の影響を受けることとなります。當社グループとしましては、より多數の顧客へ多彩な商材を提供するリスク分散経営を推進しておりますが、取引の対象であるエレクトロニクス業界全體の業況が悪化した場合、當社グループの事業に影響を與える可能性があります。

2.技術革新に関するリスク

當社グループが取り扱っているエレクトロニクス製品は技術の進歩が非常に早いため、得意先の製品のライフサイクルの影響を受けるほか、技術革新によってより有利な他社製品が出現した場合、自社で取扱う商品の競爭力の低下、コモディテ?;?、不動在庫化、価格低下等のリスクがあります。このため常に新技術への対応をはじめ、市場調査力や商品開発力の強化、獨自性のある商品提案力の向上が必要となります。當社グループでは営業部門、開発部、技術部及び環境?品質保証部が連攜して新技術への対応や新技術を活用した企畫?提案に努め、常により利益を生み出す新商材や新ビジネスの開拓に努めておりますが、こうした技術革新へのキャッチアップが十分にできなかった場合、當社グループの事業に影響を與える可能性があります。

3.得意先の業況に関するリスク

當社グループの得意先は、製品の低価格化、世界的なシェア競爭等の厳しい事業環境に置かれております。また國內外における様々な経済環境の動向により、短期間の間に製品の需要が大きく変動することがあります。このような中、當社グループは各得意先に対して高付加価値かつ高品質の商材を掘り起こして供給するとともに、得意先の拡大及び開拓に努めております。

しかしながら、得意先の製品が市場での優位性を失って需要が低迷したり、それに伴う大幅な生産調整が行われたりした場合、當該得意先に商品を供給している當社グループの売上も同様に減少したり、不動在庫が発生したりすることになります。このように得意先の業況が悪化した場合、當社グループの事業に影響を與える可能性があります。

4.仕入先の業況に関するリスク

當社グループは、スリーエムジャパン㈱からの仕入割合が2020年3月期において11.5%を占めており、ディスプレイ関連部材を中心に、同社は競爭力のある商材の重要な仕入先となっております。當社グループは、1982年より同社と特約店基本契約を締結しており、それ以降安定的な取引関係を維持しておりますが、同社の事業方針の変更等があった場合、當社グループの事業に影響を與える可能性があります。

5.品質不良、リコール、環境基準及び品質保証に関するリスク

當社グループが供給する商品もしくは商品が組み込まれた製品について、得意先における品質不良や市場におけるリコール等が発生し、當社グループがその損害賠償を負擔せざるを得なくなった場合、當社グループの業績に影響を與える可能性があります。

また昨今、電気電子機器等を対象とした有害物質使用の規制が強まっており、これに適合した商品を供給できる品質管理體制の維持向上がより重要となっております。このため當社グループでは仕入先との連攜を深め、日本を含む各國の環境基準(例えばRoHS指令等)や品質基準に適合した商品を得意先に提供できるよう、全社的な対応を行っております。しかしながら、この対応が不十分であり、例えば當社グループの取扱商品に環境基準に適合しない物質が混入するといった事態が発生し、得意先より請求される損害賠償を負擔せざるを得ない事態となった場合、當社グループの事業に影響を與える可能性があります。

6.海外事業に関するリスク

多くの國內メーカーが國際的な販路の拡大、また生産コストの低減?効率化等を目的として、國內生産拠點の海外移転や海外生産拠點の集約及び再配置、もしくは海外EMSメーカー(電子機器製造における設計、製造に加えて、開発や物流管理までを請け負う受託製造サービス會社)に設計や生産の委託を行っております。

當社グループは、こうした動きに対応するとともに海外メーカーへの販売推進を図るため、海外現地法人を通じて海外における商品の供給體制を確立し、內外でのコスト競爭力と事業の収益性を高めてまいりました。この結果、當社グループにおける2020年3月期の連結売上高に対する海外売上高比率は、55.9%となっており、なかでも中國への売上高は20.2%、タイへの売上高は15.2%となっております。このため海外各國における政治情勢、経済環境、法律や政策の変化やその國固有の事情によって、當社グループの販売及び事業活動が制限される等の事態が生じた場合や、そうした変化への対応が十分に出來なかった場合、當社グループの事業に影響を與える可能性があります。

7.信用に関するリスク

當社グループは、國內の大手企業との取引拡大に努めつつも、高付加価値を生んでいる中小企業の開拓や取引も推進しております。また中國系メーカーをはじめとする新たな海外取引先の開拓にも注力するなど、グローバルな事業展開を進めております。

當社グループでは、こうした國內外の各取引先との取引において、売掛金等の形で取引先に対して信用供與を行っております。このため自社の與信審査制度を導入しており、取引先ごとに社內規定に基づいた信用限度額を設定して與信管理を実施するとともに、取引先の信用力について定期的なモニタリングを行い、貸倒れリスクの回避を図っております。しかしながら、日本を含む各國の経済環境や景気の変化、取引先固有の事情等によって債権等が回収不能になった場合、當社グループの事業に影響を與える可能性があります。

8.為替変動に関するリスク

當社グループは、今後も海外における事業の比重が大きくなることが予想されます。外貨建てでの取引に加え、當社グループの海外現地法人は、各社とも外貨建てで財務諸表を作成しております。當社グループの連結財務諸表は、これら海外現地法人の財務諸表を日本円に換算して作成していることから、日本円に対するその他の通貨価値の上昇または下落により、連結上の利益または損失が発生する可能性があります。このため當社グループでは、為替予約を活用する等して為替変動リスクの低減を図っております。しかしながら、これによって完全に為替変動リスクを回避できるわけではなく、大幅かつ急激な為替変動があった場合、當社グループの事業に影響を與える可能性があります。

9.自然災害、新型コロナウイルス感染癥等に関するリスク

地震、大雨、洪水等の自然災害や異常気象、伝染病の蔓延、戦爭、テロ、暴動その他予測の範囲を超える事態が発生した場合、當社グループの社員や事務所、システム等に対する被害が発生し、事業活動に影響を與える可能性があります。當社グループではBCP(事業継続計畫)を策定し、このような事象が発生した場合における事業継続のための対策をたてております。しかしながら、これによって全ての影響を排除することができるとは限らず、こうした事象が発生した場合、當社グループの事業に影響を與える可能性があります。

また昨年以降、新型コロナウイルス感染癥が全世界的に蔓延しており、日本においても緊急事態宣言が発せられるなど、私達の日常生活に大きな影響を與えております。當社グループにおきましては、新型コロナウイルス対策本部を設置し、各國政府及び各自治體の方針に従うとともに、感染拡大防止のために在宅勤務を推進して社員の安全を守りつつ、リモート業務に必要なインフラを整えるなど、このような狀況下においても事業活動を滯りなく継続するための施策を実施しております。また、「幅広い取扱商材」及び「多様な取引先」という當社グループの特長を活かして、特定の分野に偏らない営業活動を推進すること等により、こうした不透明な経営環境下でも底堅さを発揮できるものと考えております。

しかしながら、新型コロナウイルスは依然として無くなったわけではなく、今後も日本を含む各國の感染拡大防止策としての外出規制等による営業活動の制限、取引先の減産や生産停止によるサプライチェーンの寸斷、國內外経済の下振れによる需要の減少、航空便の減便や運賃の高騰等が生じた場合、當社グループの事業に影響を與える可能性があります。

10.情報システムに関するリスク

當社グループで使用しているシステムに関しては、適切なセキュリティやバックアップ體制を整えておりますが、予測の範囲を超える大規模停電、災害、コンピューターウイルスの感染、不正アクセスといった原因によって、システムの停止、データの消失等の事態が発生した場合、通常の事業活動に支障が生じ、當社グループの事業に影響を與える可能性があります。

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